ドクニンジン
- 一般名
- ドクニンジン
- 地域名/別名
- 特徴
- ヨーロッパ原産の植物であるが , 全国的に帰化植物として雑草化が報告され ,分布域が広がっている 。全草有毒。山菜として利用されるシャク(セリ科)は山地の陰地に多く自生する多年草で, これと間違っての中毒が,札幌 市において 報告されている 。シャクは野菜の人参のような香りがあることで区別できる。
- 間違えやすい食用植物
- 山菜として食用になるシャク(コシャク)に似ているため誤食の可能性もあるが,植物全体に不快な臭気があり,紫紅色の斑点で識別できる。
- 症状
- 全草,果実に有毒成分を含み,食べると悪心,嘔吐,流涎,昏睡を起こす。
- 毒性成分
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コニイン(coniine),コニセイン(γ-coniceine)など。
coniine
γ-coniceine
- 統計データ
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年別 発生件数 摂食者総数 患者数 死者数 2000 0 0 0 0 2001 0 0 0 0 2002 0 0 0 0 2003 0 0 0 0 2004 0 0 0 0 2005 0 0 0 0 2006 0 0 0 0 2007 0 0 0 0 2008 0 0 0 0 2009 0 0 0 0 2010 0 0 0 0 2011 0 0 0 0 2012 0 0 0 0 2013 0 0 0 0 2014 0 0 0 0 2015 0 0 0 0 2016 0 0 0 0 2017 0 0 0 0 2018 0 0 0 0 2019 0 0 0 0 2020 0 0 0 0 2021 0 0 0 0 2022 0 0 0 0