Mush MushPlant 植物性自然毒
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イッポンシメジ類(クサウラベニタケ近縁種)

イッポンシメジ類(クサウラベニタケ近縁種)
一般名
イッポンシメジ類(クサウラベニタケ近縁種)
地域名/別名
めじんなかせ(岩手,青森県),にたり(大分,埼玉県,前橋市),あぶらいっぽん(前橋市),ささしめじ(金沢市),にせしめじ(秋田,青森地方),うすすみ,さくらっこ,どくよもだけ,どくしめじ(秋田県),いっぽんしめじ(岩手,新潟,富山,長野県),アシボソシメジ(埼玉)
特徴
クサウラベニタケは,日本で食中毒が多いきのこで,形態学的な多様性から一つの種ではなく複数の種から構成されるのではないかと言う指摘は以前からされていた。クサウラベニタケモドキ,ニセクサウラベニタケ,コガタクサウラベニタケの3種類の異なるきのこから構成される。広葉樹の地上に発生する。
間違えやすい食用きのこ
ウラベニホテイシメジ(食用でかじると苦いので,クサウラベニタケと区別できる),ホンシメジ,ハタケシメジ
症状
嘔吐,下痢,腹痛などの胃腸などの消化器系中毒を起こす。発汗などムスカリン中毒の症状も現れる。
毒性成分

ムスカリン(muscarine),ムスカリジン(muscaridine),コリン(cholline)など。

muscarine

muscaridine

cholline

 
統計データ
年別 発生件数 摂食者総数 患者数 死者数
2000 4 14 12 0
2001 2 8 8 0
2002 8 25 24 0
2003 4 71 48 0
2004 17 47 45 0
2005 5 17 13 0
2006

6

15 15 0
2007 10 33 32 0
2008 6 22 19 0
2009 4 26 23 0
2010 28 125 86 0
2011 3 4 4 0
2012 10 34 31 0
2013 4 16 16 0
2014 0 0 0 0
2015 11 30 30 0
2016 9 27 23 0
2017 4 17 15 0
2018 3 7 7 0
2019 1 2 2 0
2020 5 20 19 0
2021 2 4 4 0
2022 0 0 0 0
         
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