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ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ
一般名
ヨウシュヤマゴボウ
地域名/別名
アメリカヤマゴボウ,ポークウィード
特徴
ヨウシュヤマゴボウの花が咲く前の若い株は根の形状が「モリアザミ(ヤマゴボウ)」と似ているので間違いやすい。日本には明治初めに渡来し,現在では各地に雑草化している。実を鳥が食べ繁殖し,庭先など身近に見ることができる植物のため注意する必要がある。
間違えやすい食用植物
モリアザミ(キク科)
症状
果実と根に有毒成分を含み,食べると腹痛・嘔吐・下痢を起こし,ついで延髄に作用し,痙攣を起こして死亡する。
皮膚に対しても刺激作用がある。
毒性成分

フィトラッカトキシン(phytolaccatoxin):フィトラッカゲニン(phytolaccagenin)をアグリコンとする数種の配糖体(サポニン)の混合物,主成分はフィトラッカサポニン E(phytolaccasaponin E)。

phytolaccagenin

統計データ
年別 発生件数 摂食者総数 患者数 死者数
2000 0 0 0 0
2001 0 0 0 0
2002 0 0 0 0
2003 0 0 0 0
2004 0 0 0 0
2005 0 0 0 0
2006 3 12 12 0
2007 0 0 0 0
2008 1 1 1 0
2009 0 0 0 0
2010 0 0 0 0
2011 0 0 0 0
2012 0 0 0 0
2013 0 0 0 0
2014 1 1 1 0
2015 0 0 0 0
2016 2 2 2 0
2017 0 0 0 0
2018 1 1 1 0
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